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フェアトレードの前払いとは?

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

セイコ社長の【ガチ日記】

2025/12/24

フェアトレードの前払いとは?

―生産者との約束を果たすために

フェアトレードの前払いとは?

【御礼】 400万円のご協力をいただきました。
1800万円の調達に向けて、足元の事業に専念します!!

前回の記事でご紹介した恩師との約束、そしてUCIRIへと続く未来を見据えたとき、私たちが今、最も大切にすべきことは、目の前の生産者との約束を一つひとつ誠実に果たしていく「実践」だと考えています。
具体的には、私たちはこの12月末までに、2件の生産者に対してコーヒー代金の「前払い」を行う予定です。

フェアトレードにおいて前払いは、生産者の暮らしを支える極めて重要な仕組みです。
多くのコーヒー農家にとって、コーヒーはほぼ唯一の現金収入源です。しかし国際相場の価格変動に左右されやすく、収穫期には人件費など多額の資金が一時的に必要となります。資金に余裕のない小規模農家は、生活や収穫のために高い利息の借金を背負わざるを得ず、そのことが貧困の連鎖を生んできました。

株式会社豆乃木(まだゆめのつづき)が行う前払いは、この負の循環を断ち切るための実践です。
出港前に資金を届けることで、安心して出荷業務に向き合うことができます。また農園の手入れや品質向上、家族の生活基盤づくりに集中できる環境が整い、その結果として、より良いコーヒーが育まれていきます。

私たちにとって前払いは、単なる仕入れ代金の支払いではなく、よりよいコーヒーを作るパートナーとしての意思表示であり、信頼の証です。



◾️ フェアトレードにおける「前払い」とは?

フェアトレードでは、生産者が希望した場合、買い手が契約金額の一部を収穫前に支払う「前払い(プレファイナンス)」制度が国際基準として定められています。これは寄付や支援ではなく、正式な商取引の一部であり、契約金額の最大60%までを前倒しで支払うことが可能です。
コーヒー生産では、収穫期に人件費や精製費など多額の資金が必要となりますが、金融アクセスの乏しい小規模農家は高利の借金に頼らざるを得ない状況に置かれてきました。前払いはこの構造を改善し、生産者が不利な借金を避け、安心して品質向上や安定した生産に取り組むための、フェアトレードの中核となる仕組みです。

◾️ 株式会社豆乃木はクラウドファンディングを募集中です。

⚠️本ファンドの募集は、金融商品取引業者であるミュージックセキュリティーズ株式会社(MS社)が取り扱っております。

ご支援いただく資金には、元本割れなどのリスクが伴います。
ご検討の際は、MS社のサイトにて注意事項・リスク説明をご確認のうえ、内容をご理解いただいてからお申し込みください。