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オーガニックコーヒー生豆 卸・通販の「まだゆめのつづき」

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セイコ社長の【ガチ日記】〈2026年〉

2026/09/28

「挑戦する人は、なぜ応援されるのか」

挑戦する人はなぜ応援されるのか。セキュリテフェスで感じた、挑戦と守るべきコアについて。

「挑戦する人は、なぜ応援されるのか」

先日、東京・大手町で開催された「セキュリテフェス」に参加してきました。

前日は名古屋にいて、夜に移動して深夜に関東着。
翌日は朝からフェスに出店し、その日の夜には浜松へ。
そして、また名古屋へ。

我ながら、なかなかの移動距離です。

「こんなに動いているんだから、さぞ痩せているだろう」と思いたいところですが、久しぶりに体重計に乗ったら、まさかの3kg増。

まあ、当然といえば当然です。

夜にマック、ポテト、お菓子。
食事の時間もバラバラ。
運動する時間も減っています。

忙しい=痩せる、ではないらしい。

ということで、今日からまた緩やかに修正します。
幸い、まだラーメンには手を出していません(笑)。

今週は少し穏やかに過ごして、身体を動かす時間も取り戻したいと思っています。


さて、そんな少しハードなスケジュールの中で参加したセキュリテフェス。

会場は、大手町三井ホールという立派な場所でした。

私たちはコーヒーの試飲と販売をさせていただいたのですが、そこで印象的だったことがあります。

それは、来場されている皆さんが、とても自然に「人の物語」を聞いてくださることでした。

なぜ、このコーヒーを輸入しているのか。
どんな生産者と仕事をしているのか。
何を目指している会社なのか。

そんな話に耳を傾けてくださり、その上で商品を購入してくださる。

事前にはスタッフの方から、

「販売よりも、まずは試飲していただくことがメインです」

と伺っていました。

ところが実際には、想像していた以上にたくさんの方がお買い物をしてくださいました。

そこには、

「購入することも、応援のひとつ」

という感覚があるように思いました。


今回のフェスでは、キングコングの西野亮廣さんの基調講演もありました。

会場には、西野さんの活動を以前から応援されている方も多かったのではないかと思います。

そして私は、皆さんの様子を見ながら考えていました。

なぜ、人は誰かの挑戦を応援したくなるんだろう。

もちろん、一度の講演を聞いただけで、西野さんが多くの人から支持される理由が分かるわけではありません。

ただ、私が一つ感じたのは、

「挑戦している姿を見せ続けること」

なのかもしれない、ということでした。

みんなが思いもよらないこと。

「そんなこと、本当にできるの?」

「無理じゃない?」

「失敗したらどうするの?」

そんなことに挑戦する。

でも、それを単なるイチかバチかにはしない。

ちゃんと準備する。
考える。
そして、ものすごく働く。

さらに、その過程を発信し続ける。

一度の大きな挑戦ではなく、挑戦の数そのものが多い。

だから、

「次は何をするんだろう」

と見ている人が増え、その中から理解者や応援してくれる人が生まれていくのかもしれません。


そう考えると、私はまだまだ「挑戦の数」が足りないのかもしれないと思いました。

もちろん、私なりにはいろいろやってきたつもりです。

コーヒーを直接輸入すること。
生産地へ行くこと。
会社をつくること。
新しい商品をつくること。

そして今年は、名古屋にも新しいお店をつくりました。

でも、もっとできることはある。

もっと外へ出て、人と出会い、今まで考えもしなかったことに挑戦してもいい。

今回のフェスに参加して、そんな気持ちが少し強くなりました。


ただ、その一方で、絶対に忘れてはいけないことがあります。

それは、

「私たちのコアは何なのか」

ということです。


豆乃木にとってのコアは、やっぱりコーヒーです。

そして、そのコーヒーを買ってくださるお客様です。

15年間、私たちのコーヒーを飲み続けてくださっている方。

毎月のように注文してくださる方。

お店で使ってくださる事業者の皆さん。

その方たちがいて、今の豆乃木があります。

だから私は、新しいことに挑戦すればするほど、

「今までのお客様を、ちゃんと大切にできているだろうか」

と確認しなければいけないと思っています。


名古屋のお店も、私たちにとって非常に重要な挑戦です。

名古屋に場所を持ったことで、これまで出会えなかった人たちと出会えるようになりました。

フェアトレードや国際協力について伝えられる機会も増えました。

ここから新しい仕事も生まれるかもしれません。

だからこそ、しっかり育てたい。

でも。

名古屋に力を注ぐあまり、浜松の仕事が疎かになる。

これまでのお客様への対応が遅くなる。

コーヒーの品質が落ちる。

スタッフに無理がかかる。

もし、そんなことが起きるのであれば、

「新しいことに挑戦しているから仕方ない」

では済まされません。

もし名古屋のお店を続けることで、豆乃木のコアを大切にできなくなるのなら、撤退する判断も必要だと思っています。


挑戦するというと、

新しいことを始めることばかりに目が向きます。

もっとやる。
もっと広げる。
もっと大きくする。

でも、本当の意味で挑戦し続けるためには、

「何を絶対に守るのか」

を決めておくことも必要なのだと思います。


挑戦の数は、もっと増やしたい。

失敗するかもしれないことにも、もっと飛び込んでみたい。

でも、挑戦すること自体が目的になってはいけない。

私たちは何のためにこの仕事をしているのか。

誰にコーヒーを届けたいのか。

誰が今まで私たちを支えてくれたのか。

忙しくなればなるほど、新しいことが増えれば増えるほど、そこに戻って確認する。

挑戦する覚悟と、
守る覚悟。

そして場合によっては、
やめる覚悟。

その全部を持ちながら、次のチャレンジに進んでいきたいと思います。


……そして、その前に。

会社のコアだけではなく、自分の身体というコアも大切にしないといけません。

3kg増は、直ちに修正案件です(笑)。

仕事も身体も、持続可能に。

今週は少しペースを整えながら、また次へ進みたいと思います。