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ミャンマーコーヒーを取り扱う理由

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

オンラインショップ情報局

2026/07/25

ミャンマーコーヒーを取り扱う理由

品質の先にある、人びとの物語

ミャンマーコーヒーを取り扱う理由

もうすぐ、ミャンマーコーヒーの販売が始まります。

今回のコーヒーは、私たちが現地から直接輸入したものではありません。日本とミャンマーをつなぐ活動をされている方から、事前に数量を決めて買い取らせていただきました。その量は、豆乃木が新しい産地から初めて直輸入するときとほとんど変わらないほどです。

「まず少しだけ販売してみよう」という規模ではなく、このコーヒーの可能性を信じて決断しました。

その理由は、何よりもコーヒーそのものの素晴らしさです。

初めて生豆を見たとき、その美しさに驚きました。粒ぞろいで、一粒一粒がとてもきれい。そして飲んでみると、「ミャンマーに、こんなにおいしいコーヒーがあるんだ」と感じました。

まだコーヒー産地としての知名度は高くありませんが、その品質とのギャップこそ、このコーヒーの大きな魅力だと思っています。

私は、背景を知る前に、まずは一杯のコーヒーとして「おいしい」と感じてもらうことが一番大切だと考えています。

そのうえで、少しだけミャンマーという国にも思いを寄せていただけたら嬉しいです。

ミャンマーは1962年のクーデター以降、長く軍事政権が続きました。1988年には民主化を求める運動が起こり、多くの犠牲を経験しながらも、2011年頃から改革が進み、2015年、2020年の選挙を経て民主化への期待が高まっていました。

しかし、2021年に再び軍によるクーデターが発生し、現在も厳しい状況が続いています。民主化へ向かっていた国が、再び軍の支配へと戻ってしまった。その中で、今も多くの人たちが日々の暮らしを守り、仕事を続けています。

今回、このコーヒーを取り扱うきっかけになったのは、日本で暮らしながらミャンマーと日本をつなぐ活動を続けるタンさんとの出会いでした。

タンさんは、母国が困難な状況にあっても、悲しむだけではなく、自分にできることを考え、人と人をつなぎ、ミャンマーの魅力を伝え続けています。その姿から、私はいつも大きな力をもらっています。

だから、このコーヒーを届ける理由は、「厳しい状況だから」ではありません。

まずは、おいしいコーヒーとして味わっていただきたい。そして、その一杯の背景には、困難な状況の中でも、自分たちの仕事に誇りを持ち、より良い品質を目指してコーヒーを育て続けている人たちがいることを知っていただけたら嬉しいです。

おいしいコーヒーには、人と人、国と国をつなぐ力があります。

このミャンマーコーヒーも、そんな一杯になってくれると信じています。