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物語のつづきをたどる旅 Vol. 2 于由珈琲(福岡県)

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

物語のつづきをたどる旅

2026/07/22

物語のつづきをたどる旅 Vol. 2 于由珈琲(福岡県)

フェアトレードコーヒーの“その先”

物語のつづきをたどる旅 Vol. 2 于由珈琲(福岡県)

フェアトレードコーヒーが、
その先でどんな人に届けられ、
どんな生き方と結びついているのか。

このシリーズでは、
コーヒーを通して生まれる
“物語のつづき”を訪ねています。

今回訪れたのは、
福岡を拠点に活動するキッチンカー珈琲店、
于由珈琲。



実はオーナーさん、
もともとは“紅茶派”。
コーヒーは苦手だったそうです。

そんな中、
たまたまランチで飲んだ一杯のコーヒーに衝撃を受け、
そこから全国のコーヒー屋を巡るように。

さらに、
ある焙煎士との出会いをきっかけに、
自ら焙煎の道へ進みます。

背景には、
子どもの頃から抱えてきた身体の不調や、
皮膚トラブルの経験がありました。

「無農薬のコーヒーが欲しかった。
でも、なかなか見つからなかった。」

健康面から浅煎りを求めても、
当時は選択肢が少なかったそうです。

だからこそ、
“自分が本当に飲みたいコーヒーを、自分で作る”
という方向へ自然と進んでいったのかもしれません。

最初は豆の販売からスタート。
知人のお店に少しずつ置いてもらい、
そこからキッチンカー営業へ。

現在は、
福岡の桧原運動公園などへ不定期出店しながら、
5年以上活動を続けています。

取材の日も、
常連のお客さんが自然と集まり、
「なんでコーヒー屋を始めたんですか?」
とオーナーさんに質問していました。

初対面の人同士でも、
気づけば一緒に話を聞いている。

コーヒーを介して、
小さな会話が生まれ、
人と人との距離が少し近づいていく。

そんな空気が、
そこにはありました。

「体のことで大変な人生だったけど、
今こうしてコーヒーを焙煎して、
販売していることが、
自分の生き方にすごく合っていると思う。」

静かにそう語ってくれた言葉が、
とても印象的でした。

“これが、自分の生きる道。”

店名の「うゆ」は、
“宇宙の外にあるエネルギー体”
という意味を持つそうです。

一杯のコーヒーの奥には、
その人自身の人生や哲学が、
静かに滲んでいました。