🌍【フェアトレードって「認証」がすべて?】
東ティモール・コカマウのコーヒーには、いわゆる「フェアトレード認証」はありません。
でも私たちは、フェアトレードの本質は“認証の有無”ではなく、取引のあり方そのものだと考えています。
このコーヒーは、認定NPO法人パルシックさんが現地の生産者と協力し、
栽培から販売までを支えるプロジェクトの中で生まれました。
中間搾取を排除し、生産者が適正な価格で継続的に販売できるよう支援されています。
私たちもこの理念に賛同し、毎年一定量の豆を買い取り、継続的に関わることで、
生産者の生活の安定と地域の自立を応援しています。
たしかに「認証付きフェアトレード商品」は、ひとつの目安として重要です。
しかし、本来のフェアトレードとは、“対等で継続的な取引関係”に根ざしたものです。
そのため、私たちは「認証がない=フェアトレードではない」とは考えていません。
最終的に判断するのは、もちろんお客さまです。
だからこそ、背景や想いをきちんとお伝えすることが、何より大切だと思っています。