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【2016-DAY5-2】 マリアノさんのコーヒー農園訪問 その2 

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杉山世子の【メキシコ滞在記】

2016/03/09

【2016-DAY5-2】 マリアノさんのコーヒー農園訪問 その2

2016年3月5日から3月14日までメキシコへ行ってきます!

【2016-DAY5-2】 マリアノさんのコーヒー農園訪問 その2

マヤビニック組合の人たち

 

【2016-DAY5-1】 マリアノさんのコーヒー農園訪問その1はこちらから。
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摘んできたばかりのコーヒーの実をひろげて、完熟豆と未成熟豆を手で選別していく。かなり丁寧に選別されていることを知り、ほっと胸をなでおろした。大人が5人で取り掛かっても、50kgすべてを選別するのには、結構な時間がかかる。







「ところで、この緑色の豆はどうするの?」

と聞くと、コヨーテ(狼、という意味。コーヒーの仲買人のことを指す)に売る、と言う。確かに組合では一定基準以上のものを納めなければ買い取ってもらうことはできないけれど、コヨーテは買取価格こそ低いが、なんでも買い取ってくれるのだという。コヨーテに搾取されていると思っていた彼らが、うまくコヨーテと付き合っているのだということがわかる。

その後、選別した赤い実だけを手動の果肉除去機にかける。



果肉除去機によって、果肉と、コーヒーの種(豆)とに分離される。この時点ではコーヒーはパーチメントという殻をかぶっており、パーチメントのまわりをミューシレージ(粘液質)をまとっている。これが次の発酵過程に入る。発酵過程が、コーヒーの品質に与える影響は多く、酸が生まれ、酸の質をコントロールするのではないかと思われる。発酵過程は見られなかったので、また次回のお楽しみとしよう。

その後、マリアノさんの奥さんが、私たちにポソレという飲み物を用意してくれた。



トウモロコシと水を混ぜた冷たい飲み物。小屋の奥にある大きなバケツの中から、水をすくって作っている様子に、一瞬、(ん?ダイジョウブかな、お腹・・・)と心配がよぎったが、作業のあとの喉の渇きと、好奇心が勝った。
組合員の皆は、指で飲み物の中にこぞんだトウモロコシの粕をかき回して、そのどろっとした殻も一緒に飲みこんでいた。私はさすがに飲み物の中にダイレクトで指をいれることにはためらいがあったのだが、沈殿物を浮かすようにお椀を回して、そのまま口をつけた。

ごくっ。

(ん?んん?これ、正解??う、うげ。おいしくない・・・・。)

現地の食堂で食べるものも、飲みものも、いままですべておいしくいただいてきたのに、ここに来て最強のボスが現れたっっ!
上澄みはなんとか飲めても、沈殿しているトウモロコシの粕は呑み込めそうもない。私がかつて飲んだことのあるポソレはココアとミックスされた甘い飲み物だったが、きっとこれがこちらの人のスタンダードなのだろう。

私がひっそりとポソレと格闘している間に、皆はすでに飲み終わっていて、私の抵抗感を察したのか、「全部飲まなくても大丈夫だよ」という風に手で制してくれた。私は粕だけを残して、汁をすべて飲みきった。

(頼む、私のお腹よ、もってくれ!)

そのあとマリアノさんの家のバックヤードでみんなで記念撮影した写真がこのブログのイメージ写真で使用しているもの。マリアノさんがサムアップして誇らしげな表情がとても清々しい!

今回の産地訪問は、豆乃木にとって、そして私自身にとっても、ひとつのターニングポイントになる出来事になった。その真相はまた日を改めて。

後日追記:
ちなみに、3年半のアフリカの生活で、なのか、もともとの生命力化、結局、その後、私のお腹は一度も緩むことなく、正常に機能していたことを報告します。お腹が丈夫、ということもチャームポイントにあげておきます。

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かつてのブログに書き記してきた滞在記も少しずつ転記しています。
ものの見方やコーヒーに対する視点・考えなども、今からみるとかなり違和感のある文章もありますが、それも含めてお読みください。
http://www.hagukumuhito.net/news/?mode=list&cat=10&&page=3

旅の写真はFacebookにて随時アップする予定です。
https://www.facebook.com/mvcoffee/