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フェアトレードタウン運動へのかかわり方

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

セイコ社長の【ガチ日記】

2020/01/30

フェアトレードタウン運動へのかかわり方

フェアトレード関連のテレビ撮影がありました

フェアトレードタウン運動へのかかわり方

日本のフェアトレードタウン運動は、欧米とは異なるアプローチで広がりを見せています。その最大の違いは、認定基準に「地域活性への貢献」を設けている点です。
 
日本国内でも「貧困」や格差などの社会課題が拡大化していく中で、「途上国」だけではなく日本国内の地域社会においても、誰にとっても心地よく、フェアな社会を築いていこう、というのがフェアトレレードタウンの目的だったかと思います。
フェアトレードは、一般的には、途上国の課題解決を目的としていますが、同時に自分たちの足元の課題にも向き合うことで、地域活性や連帯を深めるアプローチが、フェアトレードタウン運動には込められています。
 
地域社会でのつながり、という点では、私自身は、はままつフェアトレレードタウンネットワークで活動しています。
昨年、一昨年と「アースデイはままつ」というイベントを主催しました。浜松市から依頼を受けて、講演させていただくこともあります。
でも実はいつも「受け身」で、自主的な取り組みって何ができているだろうかと考えてしまいます。「地域へのアクションのためにこんなことをしています」と胸を張れることが特にないような・・・。
きっともっとたくさんのことを「フェアトレレードタウン」として求められているのだろうと推測しますが、正直、9月の輸入以降、ますます経営することへのプレッシャーが増えてきました。プレッシャーのひとつは、「潰れるわけにはいかない」という根本的なものもあります。
毎年、継続してコーヒー豆を輸入することだって、豆乃木にとっては、決して安易なことではありません。フェアトレードの取引を継続させることと、会社を存続させることは私の中でイコールです。そこに集中するために、「地域のために」という視点が、ガサっと落ちているかもしれませんが、これも言い訳でしかなく。

今日は、フェアトレードの啓もうのためのテレビ撮影がありました。豆乃木の活動拠点となっている舞阪にお越しいただき、撮影していただけることで、また改めてフェアトレードについて知っていただくきっかけになれば嬉しいです。私は、とにかく自分自身の事業が、「フェアトレード活動の素材」となることで、この地域に貢献したいと思うのです。何か特別なことはできませんが、それが私にできる最低限のことだと思うからです。

先日、メキシコ行きのチケットを取りました。「輸入」への取り組みの第一歩が始まっています。