こちらは、オーガニックコーヒーを販売している方にも一読していただきたい内容です。知っている人は知っている、のですが、知らない人は意外と知らない。そして、「知っているつもり」になっている場合もありますので、注意深く読んでくださいね。
「オーガニックコーヒー」の謎
『フェアトレード&産直マーケットTe to Te(てとて)』でお買い物してくださるお客様には、
「『オーガニックコーヒー』をなるべく飲むようにしています」
という方が結構いらっしゃいます。意外と知られていませんが、マヤビニックコーヒーの生産地メキシコは、有機コーヒー(オーガニックコーヒー)の世界トップシェアです。
ただし、実はマヤビニックは商品名に「オーガニックコーヒー」と明記していません。栽培そのものは有機栽培なのですが、「有機栽培」の文字も、「オーガニック」の文字も、商品名に記していません。
その理由は以前もブログで載せていますが・・・
有機JAS規格を満たす農産物・加工食品で無ければ「有機」等と表示した商品を”販売”することは出来ません。
つまり、このマークです。

フェアトレードもそうですけど、認証ビジネスっていうのがあるくらいなので、必ずしも、認証がすべてではないと思います。もちろん、お金には買えない安心感があるわけですが、豆乃木では、現時点ではお客様とのコミュニケーションが可能だと判断し「認証マークに頼らない」でお客様に商品をご提供しています。
もう少し、豆乃木の商品が、販路を広げていったときには、認証マークが必要になってくるのかもしれませんが・・・
ちなみに、有機JAS規格は,広告等に「有機栽培」「無農薬」といった”表記”をすることを規制していません。
なので、商品名に「オーガニック」と明記はなくても、オーガニックコーヒーであることはあります。マヤビニックコーヒーのように。ちらしなどで「こちらのコーヒーは、メキシコのチアパス州で、マヤ先住民のひとたちによって有機栽培で育てられています・・・」みたいなことは、一応OKだとなっているのです。
*JAS法を扱う専門機関に問い合わせをしました。
ところで、オーガニックって本当に安全なんでしょうか?
という、質問もないわけでもなく。
なので、今回改めて、調べてみました。
日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会さんによる回答は次の通り。
ということは、販売側にとって、食の安全を提供する上で大切なことは、認証を過信することではなく、作り手を知り、作る過程を知った上で、正しくお客様に伝えることでしかありません。それでも用心深い人は、自給自足するしかない・・・のかな。
販売者ではなく、今度は、消費者として、気に留めておきたいことは、例えばこんな話もあります。
「オーガニックコーヒー」の謎
『フェアトレード&産直マーケットTe to Te(てとて)』でお買い物してくださるお客様には、
「『オーガニックコーヒー』をなるべく飲むようにしています」
という方が結構いらっしゃいます。意外と知られていませんが、マヤビニックコーヒーの生産地メキシコは、有機コーヒー(オーガニックコーヒー)の世界トップシェアです。
ただし、実はマヤビニックは商品名に「オーガニックコーヒー」と明記していません。栽培そのものは有機栽培なのですが、「有機栽培」の文字も、「オーガニック」の文字も、商品名に記していません。
その理由は以前もブログで載せていますが・・・
有機JAS規格を満たす農産物・加工食品で無ければ「有機」等と表示した商品を”販売”することは出来ません。
つまり、このマークです。

フェアトレードもそうですけど、認証ビジネスっていうのがあるくらいなので、必ずしも、認証がすべてではないと思います。もちろん、お金には買えない安心感があるわけですが、豆乃木では、現時点ではお客様とのコミュニケーションが可能だと判断し「認証マークに頼らない」でお客様に商品をご提供しています。
もう少し、豆乃木の商品が、販路を広げていったときには、認証マークが必要になってくるのかもしれませんが・・・
ちなみに、有機JAS規格は,広告等に「有機栽培」「無農薬」といった”表記”をすることを規制していません。
なので、商品名に「オーガニック」と明記はなくても、オーガニックコーヒーであることはあります。マヤビニックコーヒーのように。ちらしなどで「こちらのコーヒーは、メキシコのチアパス州で、マヤ先住民のひとたちによって有機栽培で育てられています・・・」みたいなことは、一応OKだとなっているのです。
*JAS法を扱う専門機関に問い合わせをしました。
ところで、オーガニックって本当に安全なんでしょうか?
という、質問もないわけでもなく。
なので、今回改めて、調べてみました。
日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会さんによる回答は次の通り。
結論を先に言えば、オーガニック食品は一般の食品より安全です。
正確を期せば、「安全性が高い」あるいは「危害リスクが低い」と言うべきなのでしょうが、敢えて一般の食品と比べた場合には、安全だと言い切ってしまいます。
食品の安全は、3つの危害要因(異物などの物理的危害、菌類などの生物的危害、農薬や重金属等による化学的危害)が一定以下に抑えられているときに実現します。
このうち、物理的危害と生物的危害は、食品衛生法の下ですべての食品の安全性が担保されており、オーガニックが特別すぐれているわけではありません。しかし、化学的危害リスクは明確に異なります。
オーガニックは、田畑で使う資材をはじめ、加工食品の添加物についても、可能な限り化学的なものを排除していますから、化学的危害リスクは一般の食品に比べて極めて低くなっているのです。
そうは言っても、オーガニックは「化学物質不検出」を保証するものではありません。
そもそも危害リスクが皆無の食品など存在しません。
あくまでオーガニックと一般食品の化学的危害リスクを比較した場合に「安全」ということです。
というわけで、オーガニック=ゼロリスクは、過剰な期待といえるでしょう。
ということは、販売側にとって、食の安全を提供する上で大切なことは、認証を過信することではなく、作り手を知り、作る過程を知った上で、正しくお客様に伝えることでしかありません。それでも用心深い人は、自給自足するしかない・・・のかな。
販売者ではなく、今度は、消費者として、気に留めておきたいことは、例えばこんな話もあります。
害虫を殺すべき農薬が、農民たちを殺している・・・
例えばインドの綿花農家の事例。
南インドの多くの農民は、穀物や野菜よりも利益のある綿花栽培へと移行し、その収穫に依存するようになりました。
綿花栽培に欠かせないのが害虫駆除の農薬。ところが、害虫はすぐに免疫力をつけてしまうので全く効果がありません。そして綿花がだめになってしまうのです。より高い効果を期待し、農民たちは規定量の倍以上の量を使用しています。
例えばインドの綿花農家の事例。
南インドの多くの農民は、穀物や野菜よりも利益のある綿花栽培へと移行し、その収穫に依存するようになりました。
綿花栽培に欠かせないのが害虫駆除の農薬。ところが、害虫はすぐに免疫力をつけてしまうので全く効果がありません。そして綿花がだめになってしまうのです。より高い効果を期待し、農民たちは規定量の倍以上の量を使用しています。
マスクや防護服なしでの農薬散布は、人体にとって大変有害なものです。また、農薬は穀物畑にも飛んでいってしまうため、綿花だけでなく食べ物にも混入してしまいます。
何時間も農薬をまいては、めまいを感じ、舌の感覚がマヒし、吐き気がひどく食欲がないというのが毎日のこと。貴重な水を無駄にしないため、 夜に冷たい水で体をさっと洗いますが、冷たい水では農薬は洗い流されません。
このような話しを聞くことがありますし、実際に記事を見掛けました。
ほんと、安い方が有り難いんですけどね。かわいいTシャツは買っちゃうしね。でも少しその先に思いを巡らせると、消費行動が変わり、世の中が少しずつ変わってくるのかもしれません。
ひとつだけ言えること。
豆乃木は、これからも体にも、地球にも「よいもの」を意識して、皆さんに届けたいと思います。そう、できることをやっていきます。
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私たちと一緒に、商品を販売したいとおもってくださる店舗を募集しています。詳しくはこちらから。
【委託でラクラク導入可】空きスペースでフェアトレード商品を販売しませんか?
http://www.hagukumuhito.net/wholesale/?mode=detail&article=7
このような話しを聞くことがありますし、実際に記事を見掛けました。
ほんと、安い方が有り難いんですけどね。かわいいTシャツは買っちゃうしね。でも少しその先に思いを巡らせると、消費行動が変わり、世の中が少しずつ変わってくるのかもしれません。
ひとつだけ言えること。
豆乃木は、これからも体にも、地球にも「よいもの」を意識して、皆さんに届けたいと思います。そう、できることをやっていきます。
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