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コーヒー目線でワールドカップ決勝トーナメント進出を占ってみました(4)

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セイコ社長の【ガチ日記】

2014/06/24

コーヒー目線でワールドカップ決勝トーナメント進出を占ってみました(4)

コーヒーに特化してワールドカップを分析しています ~グループG&Hの予想

コーヒー目線でワールドカップ決勝トーナメント進出を占ってみました(4)

大切なコロンビア戦を前に、相変わらずコーヒー目線からの予想をつづける豆乃木・杉山です。

グループA&Bの予想記事はこちら。
グループC&Dの予想記事はこちら。
グループE&Fの予想記事はこちら。

今日は最終グループG、グループHの中から、どの国が決勝トーナメントに進出するかを予測します。
あくまで「コーヒー目線」で。



<Group E>
ドイツ
ポルトガル
ガーナ
アメリカ
 
ここはズバリ、アメリカが一歩リードでしょう。
アメリカ発のスターバックスは今では一大コーヒーカンパニーですし、さらにはサードウェーブの発信源も西海岸です。

ドイツもヨーロッパ一(イチ)の消費国。
でもビールのイメージが強すぎるせいか、ドイツの人たちがどのようにコーヒーを楽しんでいるのか、少し調べてみることにしました。

と、その前に、ドイツと言ってすぐに思い出したのは、ドリッパーのメリタです。現在のペーパードリップによる抽出方法を最初に発明したのが、ごく一般的な家庭の主婦であったドイツ人のメリタ・ベンツ婦人。 当時のドイツではコーヒーの抽出には布や金網を用いるのが一般的でしたが、ベンツ婦人は、ある日、息子が使用しているノートの紙を見てコーヒーを淹れることを発案しました。すると、コーヒーの粉は完全に濾過されて掃除が楽な上に、コーヒー豆の雑味は紙に吸われておいしくなったのです。 

さて、「ドイツ コーヒー」と調べていくと、気になるアタリがある。それは『コーヒーを巡る冒険』というドイツ映画。ドイツのアカデミーショー6部門をとった映画というのがどんなものかわからないのですが、予告を観ると、ごく一般的なドイツ人がこんな風にコーヒーと接点を持っているのかな、と想像が膨らみます。

ドイツ人はコーヒーの鮮度にこだわる」という話を以前、どこかで聞いたことがありますが、そのあたりは調べられず。ひとまず、今度、『コーヒーを巡る冒険』を鑑賞したいと思います。

次にポルトガル。ここも際どいなぁ、と思って調べてみると、ブログや数々の記事には「ポルトガルのコーヒーは例外なくうまい!」みたいな表現が目につきます。エスプレッソが1杯60円で飲める安さも魅力、とか。
ポルトガル、想像したこともなかったけど、真偽を確かめに飛んでいきたくなりました。

グループG最後はガーナ。ガーナはやっぱりカカオの国。カカオが収穫される条件は、赤道を挟んで北緯20度と南緯20度の間。しかも、最低気温が16度以下にならない高温多湿の土地。暖かくて、湿度が高い、となると、コーヒーと栽培条件が異なります。

いずれにしても、ガーナ産のコーヒー、ないわけではないそうですが、恐らくロブスタかなぁ・・・。

いずれも、情報があまり得られず調査不足感は否めませんが・・・決勝トーナメント進出は、アメリカとポルトガルとします!
 

<Group H >
ベルギー
アルジェリア
ロシア
韓国
 
うわぁ、これもジャッジが難しい。ベルギーが頭ひとつリードのイメージですが、どうでしょう。

ベルギーと言えば、ベルギーといえば、G社を筆頭にチョコレートが有名ですが、実はヨーロッパ第2位の規模を誇るベルギー・アントワープ港はコーヒー生豆の貯蔵量が世界一らしいです。
う~ん、ちょっと保留、ですね。

アルジェリアはどうか?
国土の85 %はサハラ砂漠と言うアルジェリア。唯一、目を引いたのは、アイスコーヒーは実はアルジェリアで生まれた、というwiki情報。それによると「一般的にアイスコーヒーのルーツと言われているものは、1840年頃に灼熱のアルジェリアでフランスの外人部隊員らが、コーヒーを冷たくしてリキュールと砂糖を混ぜたマサグランであると言われている。」とか。
ちなみに、マサグランという飲み物は、「南フランスでは炭酸水で割ったアイスコーヒーを指し、ノルマンディーではリキュールの代わりにカルヴァドスを混ぜたものを指す」そうだが、フランス、特にパリのカフェでは普及していないと言う。

さらに調べると、アルジェリアはワインの産地らしいですね。アルジェリアの土はぶどうのつるの成長と相性がよく、アルジェリアの全域にわたってワインは醸造されているそうです。

で、肝心のコーヒーですが、実はアルジェリアはコーヒーの輸入国として名を連ねています。ちょうど、同じグループの韓国と同等程度のコーヒーを世界から輸入しているようです。それにしても、国民がどのようにコーヒーを味わっているのかはまったくわからなかったので、ここも判断できず。

そして、ロシア。ロシアンティという、紅茶にジャムをいれて飲むものは、知られていますが、実はロシアンコーヒーというものがあるようです。
それは「卵黄」と「ウォッカ」を入れるんですって。とっても寒い国ですので、卵黄にウォッカで体を芯まで温めてくれるのですね。決して飲んでみたいとは思いませんが、栄養価も高いため、風邪の時などにも良いそうです。
う~ん、でもこれ、どこまで一般的な話なのかわからないところが、残念です。

 
最後は韓国。韓国のコーヒーの消費量も年々伸びているようで、人口4700万人に対して、 コーヒーの生豆輸入は約150万袋、世界11位です。日本のコーヒー市場を追随しているようで、あまり面白い情報はありません。インスタント需要と対象に、サードウェーブの波は韓国へも確実に訪れています。シアトル系と言われるようなコーヒーチェーンも日本よりも多いと言いますから、近隣の韓国で、自家焙煎店の実力をぜひ味わいにいきたいものです。

肝心の決勝トーナメント進出国は、ベルギーと同じアジアの仲間である韓国、ということにさせていただきます。

これで決勝トーナメント進出チームが出そろいましたね。

Group Country(予想と結果)
A  〇ブラジル、〇メキシコ
B  ×オーストラリア、〇チリ(オランダ)
C ×日本、 〇コロンビア(ギリシア)
D  ×イングランド、〇コスタリカ(ウルグアイ)
E 〇スイス、×ホンジュラス(フランス)
F  〇アルゼンチン、×ボスニア・ヘルツェゴビナ(ナイジェリア)
G  アメリカ、ポルトガル
H  ベルギー、韓国


熱い闘いは続きます・・・