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大阪人情物語

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セイコ社長の【ガチ日記】

2015/03/21

大阪人情物語

3月20,21,22日は東急ハンズ心斎橋店へ!

大阪人情物語

大将がくれたおみや。あったかいんだから~♪

大阪「東急ハンズ心斎橋店」での催事、2日目も無事に終わりました。

催事では恒例となった「日替わり黒板」。一言、そのときの気分やおすすめの商品のことなどを書くのですが、今日はいつもとテイストを変えて、

「大阪2日目です。大阪のおいしいもの教えてください。」


と書いてみました。すると、朝一、すかさず二人組のお客さまが、
近くのお寿司屋さんを教えてくれました。

「そこ、美味しいんですか?」


と聴くと、女性が、


「美味しいよ。道がわからなかったら電話しな。
このおっちゃんが電話出て教えてくれるわ。」

そう、
目の前にいる人の良さそうなおっちゃんが寿司屋の大将だったのです。女性とおっちゃんは仲良く帰っていきました。
そのあとも、お客さまがドテ煮やら、トンカツやらを勧めてくれたのですが、気分はすっかりお寿司モード。完全に予算オーバーだけれど、寿司屋に行くことは、まるで本日の使命(ミッション)のように感じてしまったのです。

19時に仕事を終えると、まっすぐお寿司屋さんに向かいました。賑やかな繁華街を抜け、ビルの少し奥まったところにそのお寿司屋さんはありました。

「いらっしゃいませ!」

といって出迎えてくれたのは、ハンズでおっちゃんと一緒にいた連れの女性。彼女はときどき、このお店のお手伝いをしているようです。

「あのぉ、東急ハンズでコーヒー淹れてた者です。スイマセン、本当に来ちゃいました。」

と言うと、ハテナでいっぱいになった顔が、瞬間に弾けて、


「あー!ってゆうか、ええ!ほんまに来てくれたん!?」

というような大阪弁で、歓迎してくださり、カウンターに案内してくれました。

おっちゃん改め大将も「よお来たな、ほんまに来たんかぁ」
みたいな大阪弁で破顔一笑。ひとりでお寿司屋さんに入るのははじめてです。何を頼んでよいかもわからずに、大人しく、オススメをお願いしました。

大将に、
「なんでコーヒーなん?見た目、コーヒーちゃうやん。」
とさんざん言われました。
(見た目がコーヒー、ってどんな感じでしょう。でもなんかわかる気がします。私が見た目コーヒーちゃうやん、っていうのも、見た目がいかにもコーヒーって感じの人も。)

お料理、美味しかったです。貝を煮たお通しと、酢の物、天ぷら、
そのあと握りをいくつかいただき、茶碗蒸し、締めにお吸い物。その間、烏龍茶2杯。

もう食べられないと言うところで、おアイソしてもらうと、


「ほんだらまぁ、x000円でええわ」

と予想よりも大幅に少ない価格を提示され、

「いやいやいやいや、そりゃいくらなんでもまずいですモゴモゴ」

と言っていると

「ほんまに来てくれてありがとう。それと、この太巻き持って帰りぃ。明日食べると絶品やでぇ。」

と、なんとなんと、お土産までいただいてしまったのです。

黒板に書いた何気ない一言で、お寿司屋の大将と笑顔いっぱいの女性に出合い、本当に足を運んで驚かれて、そして歓迎していただき、
いろいろな話をして、お土産までいただいてしまった・・・。

大昔住んでいたときも、そういえば、大阪の人にはいつもよくしてもらっていました。
大将のお人柄が良かったなぁ。大将が言うようにマヤビニックという「よう知らん名前のコーヒー」が、耳馴染のあるコーヒーになったら、もう一度戻ってきて、改めて御礼をしたいと思います。

明日は最終日。
メキシコ滞在記、世界珈琲紀行に続き、「大阪人情物語」をシリーズ化したいほどに、大阪、ええわ~。
 
 
東急ハンズの催事詳細はこちらから
http://www.hagukumuhito.net/news/?mode=detail&article=256
 
☆その他詳しい情報はFacebookより