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豆乃木でなくなる日 Depurture from mamenoki 起業後12年

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人びとが希望をもって生きていける機会を捉え
サービス(モノ・コト)に変える


豆乃木でなくなる日 Depurture from mamenoki 起業後12年
 
起業12周年を機に名称を変更することになった。
他にも事情はあるのだが、とてもよい機会だと思って。

7月中旬、ちょうどエアコンのタイマーが切れたであろう1:30に目が覚めて、そこから眠ろうとするのだが、断続的に目が覚め、目が覚めるたびに、生まれつつある「名称」に思いをはせた。

とにかく寝苦しい夜だった。

この1か月、寝ても覚めても、「新しい名前を決める」というミッションに、わたしは支配されていた。

サウナの外気浴中であっても、
「怪物」という映画の鑑賞中であっても。

ドライブをしているときは看板の文字を無意識に追いかけ、
スタッフや知り合いに「子どもの名前の由来」を聞いてまわった。

実務どころか実生活に支障が出るレベルで、
わたしは生みの苦しみの中にいた。




そして生まれてきた名まえが



「まだゆめのつづき」



どう?
青臭いでしょ。
 



思いついた名まえを、 自分の中で何度となく 反芻したあと、満を持して、まわりに伝えたとき、ひとりとして良い反応がなかった。
ひとりとして良い反応がなかった。

彼らの反応は、実はわたしの中にあった
「まだゆめのつづきって、ダサくない?」
という迷いとちょうど、ぴったり同じ温度だった。
(シャチョーの発案にまったく忖度しないよい企業文化に育ってよかった)
 


わかるよ、みんなの気持ち。
 


でも、生まれてきてしまったこの名まえを、
どうしても反故にできない、したくないという「静かな熱狂」が
この名まえにはあるような気がした。
1週間経った今でも、か細いろうそくの上にある消えない炎のように。
 


だとしたら、今度は、大いに「ゆめ」を語る番だ。



名称変更は、間違いなく、株式会社豆乃木の第2章の幕開けだ。
このチャプターでは、わたしたちは引き続き、日本とメキシコ、
ペルーの小規模コーヒー生産者をつなぐ役割をになっていく。

さらに新たな展開として、
メキシコやペルーのすばらしいコーヒーをアジアのマーケットに展開すること。
同時に、21歳ではじめて訪れ、合計3年7か月を暮らしたアフリカの地にもどり、
アフリカの生産者との交流をつうじて、皆さんに新しい景色をお届けすること。
 

先日、マラウイからきてくれたお客さんと
つながることができたこともよいきっかけになりそうだ。


結局、この
12年で豆乃木になった実こそが、
「ゆめ」だった。
 
 

「ま だ ゆ め の つ づ き 」

   だゆ   めの   つづ 



さあ、新たな旅路のはじまり。
「まめのき」の足跡を残しながら。


今後は「まだゆめのつづき」という名まえのもと、
わたしたちとともに「ゆめ」のつづきを共に歩んでいただけたら嬉しいです。
 


その「ゆめ」が叶えば、ダサくないよね?