Te to Te(手から手へ)
コーヒーと一口に言っても、
その年の出来栄え、気候や風土、作り手の意思によって、
さまざまな風味特性を備えています。
豆乃木がご提供するコーヒーには、
その土地の、その年の物語がこめられています。
さらに、私たちがそこにかけた時間や思いまでもが、
コーヒー豆の一粒一粒に、良くも悪くも反映されてしまうのです。
コーヒーカップの中の液体が、コーヒーのすべてですが、
なぜこのコーヒー豆が、この商品が、 こうしてここにあるのか。
そのストーリーまでも辿ることのできる「物語」とともに、
生産者から豆乃木へ、
そしてお客様へ、
手から手へとお届けしたいと考えています。
「おいしさ」と、関わるすべての人の温もりとともに。
そして、「もの」と「人」との関わりの連鎖が、
お互いの垣根を取り除き、
世界を本当にまあるくする日まで。
私たちがお届けするコーヒーはまだまだ完全ではありません。
「不完全なものを、より以上に」
と一年一年重ねていくことこそが、
このコーヒーと、私たちのサービスの価値になれば、
というのは、甘えでしょうか。
それでも、
「より以上に」は決して忘れたくない強い思いなのです。
(2019年9月27日 改)
About us 豆乃木のこと
人びとが希望をもって生きていける機会を捉え
サービス(モノ・コト)に変える