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Q and A② マヤビニックコーヒー以外に扱ってみたいもの

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

セイコ社長の【ガチ日記】

2014/06/13

Q and A② マヤビニックコーヒー以外に扱ってみたいもの
Q and A② マヤビニックコーヒー以外に扱ってみたいもの

学生の皆さんから寄せられたご質問に、今更ながら答えている豆乃木の杉山です。
フェアトレード&産直マーケットTe to Te(てとて)というコンセプトに通じる話なので、このご質問をピックアップしました。

「コーヒー(またはマヤビニックコーヒー)以外に扱っていみたい商品はなんですか。」
ということで、似たような質問もいくつかありました。

私の信念は、私がマラウイでの活動を通じて、もっとも影響を受けた「一村一品運動」の考え方がベースにあります。一村一品運動は、地域産品を掘り起し、磨きをかけて、誇りとなる産品にする、という発想があります。実は、身近なところに、もう少し創意工夫をすれば、光り輝くような商材ってたくさんあります。でも、あまりにも身近すぎて、その価値に気づかない。
一村一品運動でも、いつも「きっかけ」をつくるのは「外部者」の存在でした。

豆乃木は生産地にとって一番身近な「外部者」として、その地域のすばらしい商品を、世界中の人とつなげる役割を担いたいと思っています。

実はフェアトレード&産直マーケットTe to Te(てとて)のホームページをのぞいていただくと、「紅茶・静岡茶」という空のページが存在します。
静岡に本社を置く法人として、そして静岡で生まれ育ったひとりの人間として、まずは、自分の地域を再発見したい、という思いから、静岡茶の販売も考えています。

他には、たとえば私自身が青年海外協力隊のOVで、世界のすみずみで同じように活動した仲間たちが、日本でそれぞれの任国の商品を販売しています。私は、彼らの活動体験とその後の関わりに興味がありますし、そんな彼らの商品を、私たちでも一緒に販売して盛り上げていきたいと考えています。

ここでも当然、環境に配慮した商品であることにこだわっていきたいと思います。地域を盛り上げる商材が、地域を汚染するというのは、かなり矛盾するからです。
そして、私たちは誰ひとりとして、自分たちの地域を「汚したい」「自然を破壊したい」と願っているわけではない。でも、形を変えてそれが「便利な商品」という形になると、身近な自然と、その商品とをつなげて考えることができなくなってしまいます。

低価格・コスト削減というマジックワードが、私たちの目をくらましてしまうことはよくあります。
かくいう私も、「低価格」が大好きです。

でも商品の裏に人があり、森があり、地球がある。

常にそういう感覚だけはもっておきたいと思います。決して、「低価格=悪」ではないし、私たちも企業努力を重ねて、売り手よし、買い手よし、世間よしの適正価格でこれからも商売をしていきますので、よろしくお願いいたします。