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日本有数の”国際都市”でフェアトレードを考える

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当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

セイコ社長の【ガチ日記】

2015/05/01

日本有数の”国際都市”でフェアトレードを考える

浜松でフェアトレードを盛り上げよう、の第1回の集まりがありました

日本有数の”国際都市”でフェアトレードを考える

FAIRTRADEと記されたマヤビニックの麻袋

地元浜松でも、フェアトレードを通じて地域を盛り上げようという動きが出ています。正確には、すでに過去に何度かそのような試みがあったわけですが、継続に至っていません。その要因としては、浜松市内でのフェアトレードを掲げたショップがいくつか撤退してしまったことにあるようです。つまり、浜松でフェアトレードは根付かない、経営としては成り立ちにくい、というイメージがフェアトレードに関わりのある人の間で蔓延しているとのことです。

今回、静岡文化芸術大学下澤先生のお声掛けで、キックオフのミーティングがあり、参加させていただきました。他の参加者の方(10名弱)とも、いろいろと意見交換ができました。

土壌としては、浜松は申し分ないと思うんです。だから浜松で、フェアトレードを含む国際相互理解を促進するような動きがあってしかるべきだと思うんですね。というのも、今日、中学時代の恩師を訪ねて市内のある中学校へ行きましたけど、その学校の4分の1の生徒が「外国人」だというのです。私の中学時代には外国人はいなかったですが、我が母校も今では外国人の生徒がたくさん在籍しているとのこと。そのような学校が浜松にはいくつかあり、子どもたちは、ごく自然に、幼稚園の頃から「外国人」のお友だちが身近にいる、という環境の中で過ごしているというのです。

まだ何も詳細が決まっていないので、何も言えないのですが、やらまいか!という起業家精神に溢れ(ていると言われているけど、どうなんだ!?)、ヤマハやスズキといったグローバルカンパニーの本丸である浜松という土地柄なので、教育や啓蒙に偏らず、「商い」という視点での活性化ができるとよいのかな、と個人的には感じています。
フェアトレードって言葉だけで、毛嫌いする人もいますけど、「(想像力を働かせて、)相手を知り、自分を満たし、社会を傷めない経済活動をきっかけとした国際コミュニケーション」っていうだけなんですけど、ダメですか?私はそういうつもりでいます。遠い外国のことなので、想像力が及ばないのが難点で、そこの情報を我々が少しだけインプットする役割を担えるのかとは思っています。

 さてGW始まりましたね。明日5月3~5日は浜松祭りもあります。祭りには参加しませんが、浜松祭り特有のラッパの音色は、昂揚感ハンパないです!中田島砂丘での凧揚げ合戦もありますが、大凧と同じように、フェアトレードの街として、浜松が名乗りをあげる日はくるのでしょうか。

おあとがよろしいようで・・・