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菅原文太さんが目指した“地域おこし”

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セイコ社長の【ガチ日記】

2014/12/02

菅原文太さんが目指した“地域おこし”

日本の農業、そして地域おこし協力隊のことなど

菅原文太さんが目指した“地域おこし”

以前NPOで活動をしていたときに関わっていた長野県飯綱町のキャベツ畑

菅原文太さんが亡くなりましたね。

私にとっては広島弁を話すイカツイオジサマ、という印象しかなく、作品も見たことがないのですが、文太さんは実は宮城県出身で、晩年農業をやっていたという話に興味を持って調べてみました。

場所は山梨県北杜市。株式会社竜土おひさまの里農園、という会社で農業をやっていたようですね。
そして私にとって文太さんを身近に感じたのは、その法人は、「地域おこし協力隊」を受け入れていることがわかったからです。

「地域おこし協力隊」というのは、国内版青年海外協力隊のようなものなんでしょう。募集をみると、

 例えば、

〇件名
“清里町”の魅力を感じ、観光・移住・物産振興に力を発揮してください!

〇業務内容
物販を中心とした、観光センターのスタート準備からオープン後のマネージメント

【具体的には】
◎観光センターでの接客、販売
◎清里焼酎の販売方法、PRの企画
◎特産品の選定、及び発掘
◎地域の特色を活かした土産品のプロデュース(商品開発)
◎移住定住の促進 

【ブランディング】 
◎事業計画の策定
◎集客イベントの企画(朝市やお祭りなどイベント企画)
◎ブログやSNSなど、Webを使った広報・PR 

・・・とありました。

そして文太さんが経営されていた株式会社竜土おひさまの里農園では、

遊休荒廃農地の解消活動・営農活動に地域おこし協力隊を従事させ、農業が従来から持つ普遍的価値を体感させる。またホームページを開設し、営農活動を通じた地域の魅力をPR、情報発信を行う。

という分野で隊員を募集していました。

日本の農業の課題を見出し、実践されていた文太さんの死を無駄にしないよう、日本の農業、そして食の安全について、みんなが立ち止まって考える、そんな時間を、彼を惜しみながら持てたらいいですね。

地域おこし協力隊:
http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/