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【新豆輸入コラム⑦】船会社の選定(2017年6月20日)

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

杉山世子の【新豆輸入コラム】

2017/06/20

【新豆輸入コラム⑦】船会社の選定(2017年6月20日)

FOBとは?

私がメキシコへ行き不在となる直前、なぜかバタバタとネットショップが忙しくなります。
大変有り難いことです。
出発前日の6月19日は、ネットショップを始めて以来、最高の受注件数となり、私も、そして発送を担当してくれている「C」もとても慌ただしくすごしました。
 

そしていよいよメキシコへ。
今日からまた「新豆輸入コラム」は「メキシコ滞在記」へと変わります。

渡航の目的はいくつか挙げてきましたが、最大の目的は、契約内容がしっかりと遂行されているかという確認です。とくに、「品質」の面で、ばらつきが見られるマヤビニック組合の出荷作業に立ち合うことは、私が知っているコーヒーの世界をひろげることにもなります。一連の彼らの仕事を理解することで、彼らの農の営みを感じ、その上で、彼らと夢を語る時間を持てたらいいなと思います。

セスマッチはもう少しテクニカルな話が必要になります。
彼らは、自分たちのコーヒーを、もっともっと日本で販売したい、という希望があります。彼らの組合経営には、安心感もありますし、地域に与える影響も大きい。
どちらかといえば、貧弱なのは豆乃木の方で、彼らのコーヒーを背負うだけの体力がないのが実情ですが、今回の輸入をきっかけに、共に日本国内、そしてアジア周辺諸国でも、彼らのコーヒーをもっともっと多くの人が体験できる機会づくりに参加できればと思っており、その道筋を一緒に話し合いたいと思っています。


港までのコーヒー豆の輸送に関して(FOBとは?)

今回も、輸入の契約はFOB(本船)渡しになります。FOBというのは、「輸出国側」の指定船積港(今回はメキシコ・マンサニージョ)で買い手が手配した本船に、売り手が商品を積み込み、「本船上」でリスクと費用負担が移転する規則のことを言います。
今、マヤビニック、セスマッチ両組合とも、「船会社の情報をください」ということで連絡がきており、私は、それを乙仲さんに手配してもらっている最中です。そこからは、乙仲さんが手配したメキシコ国内にある船会社と現地が直接コンタクトをとりながら、スケジュールを組んでくれることになります。ひとまず、週末は、ひさしぶりに落ち着いて過ごすことができました。

この「乙仲さん」についても、次回以降に触れてみたいと思います。

こちらは昨年の積荷状況。メキシコから届いた写真です。