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【2017 DAY4】セスマッチの拠点ハルテナンゴへ 

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杉山世子のメキシコ滞在記

2017/03/15

【2017 DAY4】セスマッチの拠点ハルテナンゴへ

2017年3月12日より23日まではメキシコ滞在記でお楽しみください。

今日はチアパス州の州都トゥクストラグティエレスから、セスマッチの拠点となるハルテナンゴまでの移動、到着後はさっそく今年のクロップのカッピングができるのではないかと期待に胸を躍らせつつ、朝ごはんに4つのタコスとPozol(カカオととうもろこしでできた飲み物)で無事にお腹を満たし、準備万端、トゥクストラにあるセスマッチのカフェテリアでメンバーの到着を待っていた。

事前の連絡では自分自身でさえ意味不明の「Google先生直伝(Google翻訳)」のスペイン語によるメールのやりとり。どうやらアポはとれていて、今日の10時の待ち合わせと2日間の滞在を伝えたつもりだったが、直前になって、
「明日の時間なんだけど、何時来られる?」
と渉外担当のSixto(シスト)さんからメールが来ており、私は再度「Google先生」と葛藤をしなければならなかった。

カフェテリアに着くと、こちらの来訪はしっかり伝わっている様子。想定外だったのは、ピックアップをしてくれるはずの女性が、まさかの大遅刻だったことか。ただ、外国人の遅刻に対する耐性がありすぎるために、1ミリも動じることなく本来の10時ではなく、12時にトゥクストラを出発。
3時間のドライブでは、途中、道端で売っている、袋いっぱいに詰まった「オレンジの切り身」を塩とチリをつけて齧りながら、車窓の景色はこれがアジアなのかアフリカなのかメキシコなのか判別できるものがないことに気づく。と思ったら、車内に流れる牧歌的なメキシコ民謡が、ここがメキシコの片田舎であることを教えてくれた。

ハルテナンゴまでは車で片道3時間の道のり。
ただひたすら、「どんなコーヒーに出合えるか」と胸をときめかせる自分を、「美味しいコーヒー以上に価値があるもの(それは人との縁であったり、彼らが暮らす町からもらうインスピレーションであったり、彼らの生活を少しでも身近で感じることであったり。)」を大切にしたいと思う自分が咎める。

しっかり3時間後、ハルテナンゴへ着くと、豆の貯蔵庫には収まり切らないパーチメント(脱穀する前の豆)の山が。
今年は豊作で、質、量ともにとても良い、ということを伝えられる。果たして、今日、すばらしいコーヒーに出合えたとして、私は彼らのコーヒーをしっかり買うことができるだろうか。頭の中のそろばんがカチャカチャと音を鳴らし、まるで耳鳴りのように、私を悩ませる。

ただ、彼らが自信を持ってすすめてくれるコーヒー豆が、実際に本当に素晴らしいものであれば、それは嬉しい悩みでしかない。さて、いよいよカッピング。