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関西「秋」物語 ~おいしいコーヒーを支えるおもてなし 

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杉山世子 ニッポン渡りびと

2016/11/11

関西「秋」物語 ~おいしいコーヒーを支えるおもてなし

関西で40年。直営店20店舗のカフェ経営の極意を教えていただきました。

先日、2日間で大阪・兵庫とコーヒーを巡る旅をしてきました。(高台カフェさんを訪れたときの記事「関西「秋」物語 ~高台カフェへと続く道」も併せてご覧ください。)

ヒロコーヒーさんを訪問

今回、コーヒー業界ではもちろんですが、関西在住の人では知らない人がいない!という「ヒロコーヒー」さんを訪ねました。ヒロコーヒーさんは創業40年、関西に20店舗を展開しています。今回訪れたのは、伊丹いながわ店。川沿いにあるどちらかと言えば工業地帯にある店舗ですが、朝からお客様で賑わっていました。

ヒロコーヒーさんの真骨頂は「おいしいコーヒー」と「おもてなし」。喫茶空間もかなり落ち着けます。

伊丹いながわ店を訪ねる前日に、ヒロコーヒーの江坂店を訪ね、ひとりでランチを食べたのですが、満席のお客様に対してスタッフ2名が、まったく不足なく機能していたことに驚きを隠せませんでした!

ひとりは調理とコーヒーを担当、もうひとりホール担当。
江坂店では、サイフォンでコーヒーを抽出していた(店によって抽出方法が違う理由は「その方がおもしろい」からだそうです!)のですが、サイフォンを扱いながら、トースターで軽食の準備をし、時折、紅茶のオーダーまで入り・・・ととても複雑なオーダーが続く中で、おひとりでテキパキとこなしている様子はまるでショータイムです。

調理までこなすサイフォニストが
「よろしくお願いします」
と言ってお料理やポットに入ったコーヒーをカウンターに置くと、
「かしこまりました」
とホール係が手際よくテーブルへと運ぶ。

さぞマニュアルが充実しているのだろうと思って、ヒロコーヒーの田中さんに話を聞くと、
「レジマニュアル以外は一切ない。」
とのこと。
先輩から後輩へと、自然と受け継がれていくそうなのです。それにしては、神ってました!


他にもこんなことが。

私が電話の受信があって、席を立ち、2~3分後に戻ると、コーヒーカップに、フタが置かれていたのです。
冷めないように、という配慮でした。
私がそうとも知らずに席に戻ると、
「おかえりなさい」
といって、さりげなく、そのフタを取ってくださったのです。

コーヒーがおいしいのは当たり前。何よりもおもてなしを重視するヒロコーヒーさんが、関西で愛される理由がよくわかりました。

今回、ヒロコーヒーの田中さんに、おもしろいお話もいっぱい聞かせていただき、ヒロコーヒーさんの全店舗へ焙煎豆を送っているRoasting roomの中も見させていただきました。
伊丹いながわ店の外観は、大きな農場にあるゲストハウスのような佇まいで、束の間、外国にいるような雰囲気も味わえます。

まさに夢と憧れの詰まった空間。
Roasting roomが驚くほどきれいだったのも、ヒロコーヒーさんのこだわりと、長く愛される理由なんだろうな・・・。

伊丹いながわ店 外観
農場のゲストハウスのような外観
Roasting room
Roasting Room 22kg&69kgの焙煎機

5人のロースターさんがいらっしゃいました
カッピング
カッピングも効率的に行える
直営店へ出荷されていく光景さえも眩しい
憧れの先輩をみつめる眼差し