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【2016-DAY3-3】 マヤビニックの人びとに魅せられてしまうのは何故だ 

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杉山世子のメキシコ滞在記

2016/03/07

【2016-DAY3-3】 マヤビニックの人びとに魅せられてしまうのは何故だ

2016年3月5日から3月14日までメキシコへ行ってきます!

【2016-DAY3-3】 マヤビニックの人びとに魅せられてしまうのは何故だ

フル稼働の焙煎機

マヤビニックの事務所へと移動。

こちらが確認することは、今年の収穫量、コーヒーの出来、価格・・・さらにはメキシコのコーヒー事情や世界のバイヤーの動向などについても情報収集をする。
昨年からのサビ病による大幅な減量を乗り越えて、今年は収穫量も取り戻した。
しかしながら同じメキシコでも今年はまったく採れなかった、という地域や組合もあるので、依然、サビ病の脅威を感じないわけにはいかない。
マヤビニックも重い腰をあげ、対策に乗り出している。そのひとつが、米やとうもろこしなどから時間をかけて抽出した液体(こちらもBIO)を、病害対策として使用し始めている。

もうひとつの特徴は「国内需要」の激伸である。固定の輸出先(アメリカ、スイス、日本)以外は、すべて国内需要へとまわしても足りぬのではないだろうか。大手ホテルチェーンとの契約も決まり、多いところでは、ひと月に1トンのペースで焙煎豆を送っているという。この日も、マヤビニック事務所内の焙煎機はフル稼働。
焙煎豆の販売は生豆の販売に比べても、利益率が高いのでどんどん受注していきたいところだろう。そうなると、組合でも今後、原料(生豆)の確保が課題となる。

私がはじめてマヤビニックの買付けに関わった2012年と比較しても、組合の運営は好転しているように見受けられる。そもそも、今から16年前の組合創設当初は
「コーヒーを作ってもどうやって売っていいのかわからない」
「取引をはじめるにしても、いくらで売っていいのかわからない」
という状況があったという。
今ではカフェを運営し、第2号店まで睨んでいる。彼らが戦略的かと言えば、そんなことはなくて、それ以上にマーケットが彼らを求めている。私たちは、マヤビニックの人びとに魅せられてしまうのだ。その素朴さと、頑なさに。

2016年の豆は、昨年の5倍の量を予約した。国際相場はがくっと下がっているが、メキシコの国内事情(収穫量の減量と国内需要の増加)からみて、妥当と思われる価格を双方で導き出す。マヤビニックの中でも、価格の見込みに相違があったため、現在のところ価格は保留に。品質保全のために、こちらの要望もいくつか伝える。

今年は良い話し合いができたと思う。何より、こちらが欲しい量を確保できたことにひとまずほっと胸をなでおろす。明日はサンクリストバルから車で1時間半のところにあるコーヒー農園へ向かう。


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かつてのブログに書き記してきた滞在記も少しずつ転記しています。
ものの見方やコーヒーに対する視点・考えなども、今からみるとかなり違和感のある文章もありますが、それも含めてお読みください。
http://www.hagukumuhito.net/news/?mode=list&cat=10&&page=3

旅の写真はFacebookにて随時アップする予定です。
https://www.facebook.com/mvcoffee/