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オリジナルデザインで世の中に飛び出す ~商品開発は愉快だ!

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News & Columns お知らせ

当社では少量から、フェアトレード及び無農薬栽培された
コーヒー豆を卸売り価格にて販売させていただいております。

セイコ社長の【ガチ日記】

2015/06/21

オリジナルデザインで世の中に飛び出す ~商品開発は愉快だ!

ある高校のオリジナルドリップコーヒーの商品開発への取り組みが始まります

オリジナルデザインで世の中に飛び出す ~商品開発は愉快だ!

豆乃木の新商品 カップオンタイプのドリップパック

以前、商業科の授業の一環で、フェアトレードコーヒー豆を使ったオリジナルデザインのドリップパックの商品開発のお話しがあって・・・という記事を書きました(こちら)。

先週、再び、先生とお電話でお話しをさせていただいておりますが、オリジナル商品開発やコーヒー豆のことなど、ご質問いただける内容がかなり具体的になってきました。



オリジナルデザインのドリップパック製造 その1 「豆を決める」


先生 「生徒たちはペルーのコーヒー豆を使いたいそうです。」

私 「はい、もちろん、ダイジョウブです。コーヒー生豆をその分おさえないといけませんね!」

そもそも、このお話は、先生がペルー高橋さんが年末に出演されていたテレビ番組をみて、ぜひこの豆で商品開発をしたい、というところが出発点でした。でも、ペルーの豆にしたいという理由は、それだけじゃないのです。

先生 「今、生徒たちが商品開発にあたってアンケートをとっていて、コーヒー生産国について尋ねたところ、誰ひとり、ペルーという国を挙げなかったんですよ。なので、生徒は、だったら敢えてペルーのコーヒー豆を使いたい!ペルーのコーヒーを知ってもらおう、という思いになったようで・・・」

・・・高校生、発想がステキすぎる(泣)

敢えて有名な産地で勝負しないで、高校生の発想力と発信力で、ペルーのコーヒーをキラキラに輝かせるんだろうな。

というわけで、豆が決まりました。
(ちなみに、在庫について、ペルーにいる高橋さんに確認したところ、在庫がほぼないとのこと!!コーヒー豆は一年通じて在庫があるわけではないので、本当に計画が難しいですね・・・)



オリジナルデザインのドリップパック製造 その2 「販路を決める」

本来は、ここがスタートのような気もしますが、高校生の皆さんはすでにイベントやバザーの販売は決定しています。ただそれだけに留まらず、市内のホテルやレストランへも営業をされるそうです。授業の一環とはいえ、なんだかとっても楽しそう!
毎年、品を変えて、同様の取り組みをしているようなので、思い切って「法人化」してもおもしろいかもしれませんね。商業高校なら帳簿付けも私よりも得意かもしれないし(笑)


オリジナルデザインのドリップパック製造 その3 「個数とデザインを決める」

個数とデザイン、まずは「個数」を先にしたのは、豆乃木が使わせてもらっている製造ラインでオリジナルドリップパックを製造する場合、1000個が最低ロットになります。1000個といっても、大抵の場合、5個を1セットにしたり、10個1セットにするので、実際には、

・5個で1セットの場合→1000個で200セット
・10個で1セットの場合→1000個で100セット

の在庫ができるようになるのですが、初めて販売をするとなると、この1000個という数字が少し重く感じるのも確かですよね。
もしオリジナルデザインのドリップパックで2種類のデザインを考えるのであれば、1000個×2パターンで2000個仕上がる、というイメージになります。

オプションとして、100個~というものもあるのですが、この場合は
(1)パッケージへの簡易印刷
(2)ラベルシールで対応
となります。

ここに注意:
こちらでも商品としては問題ありませんが、簡易印刷の場合、使用できるパッケージが限られている(クラフト地のもの、家庭用のプリンタを使っての印刷になる)のと、ラベル印刷で対応させていただく場合は、豆を自由に選んでいただくことができない、という制約がつきます。

ということで、商品規格通りに商品化する、または商品力をUPさせるには、1000個のオリジナルデザインの方が自由度は高いし、クウォリティも安心ではありますね。


オリジナルデザインのドリップパック製造 その4 「製造する」

こちらに関しては、まだ相談が必要なのですが、豆乃木の少量直火焙煎ドリップパックのように、1kg釜で焙煎をするようであれば、高校生の皆さんにも、焙煎行程を見学していただき、場合によっては、製造に関わっていただくことも可能ではないかと目論んでいます。

焙煎そのものは、熟練のロースターに指示をしていただきながら、立ち会いのもとでやっていただくことも可能ですし、焙煎前後のハンドピックなどにも関わっていただけるとより「自分たちのコーヒー」という感覚が沸くのではないかと思っています。



オリジナルデザインのドリップパック製造 その5 「実際に販売する」


実際の販売に至るのは、秋ごろになるでしょうか。またこちらのブログでも随時レポートさせていただきます。



オリジナルデザインのドリップパック製造 番外編


今月末に、その高校を訪れ、授業をさせていただくことになっています。このあたりが、豆乃木らしい取り組みっていう感じで個人的にもアガるPOINTなのですが、先生からこういう授業内容にしてください、というご要望をいただきました。

1 フェアトレードの概論とフェアトレードが必要な背景
2 コーヒーのこと
3 (杉山自身が)豆乃木を創業した理由や事業内容

さらに、当日は、皆さんにペルーのコーヒーの試飲もしていただこうと思っています。


まとめ


商品開発ひとつひとつには、依頼される方の思いや目的があります。今回の場合は、高校生の授業の一環でもありながら、市内のホテルやレストランに対して、ハイクウォリティで且つストーリーのある商品をご提案する、という意味で、豆乃木にご依頼をいただいていることと思います。

これまで、何度かオリジナルデザインの商品開発に関わらせていただきましたが、やっぱりポイントになるのは、商品の行き先(その商品を買う方)が想像できるとではないでしょうか。
買う人が想像できれば、必然的に、原料の選択、デザイン、個数など、上記で挙げた要素が速やかに網羅できるため、余力を存分に事前プロモーション(これ大切!)に注げるような気がします。


高校生のチャレンジ、応援します、というよりは、私も一緒にチャレンジさせてもらいます!


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