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ラオス編vol.6 コーヒーはつくづく農業なんだなと 

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杉山世子海外珈琲紀行

2015/02/05

ラオス編vol.6 コーヒーはつくづく農業なんだなと

1月31日より2月5日までラオスのコーヒー産地を訪ねます

ラオス編vol.6 コーヒーはつくづく農業なんだなと

至るところで見ることができるロブスタの天日乾燥の様子

vol..5のつづき)

産地に、そして農園に近づけば近づくほどに、コーヒーというのは農業なのだとつくづく思い知らされる。それは同時に自分の力不足の実感でもあるのだけれど。

私の実家は、農業とはまるで縁がなく、両方の祖父母、そして親戚を見渡しても、農業に携わっている者がいない。生まれた町は地方都市だったけれど、周辺は住宅街だったので、畑や田んぼを目にすることもなかった。小中学校の同級生の実家が「農家」という話も、聞いたことはない。そもそも家庭菜園以上の田畑を目にしたことがないのだから、そうなのだろう。

高校に入って、同じ市内でも、山の方や、海の方から通ってくる子がいた。
「レンゲソウが咲き始めたね」
と話をふられたときに、レンゲソウが何だかわからなくって、きょとんとしたことは今でも覚えている。

この年になるまで毎日、お米も野菜もモリモリ食べて育ったものの、農業そのものはとても遠いもの。自分で作物を育てた経験もない。

協力隊として最初に派遣されたときに、自分と同世代の、それも私なんかよりもずっと「都会育ち」の子たちが、大学で「農業」やそれに付随する「農業機械」等を学び、それぞれの分野で国際協力をしようとしていることを知って、私は心底驚いた。そして不思議だった。
「なんでそんなものに興味を持つんだろう。」
「どういうきっかけで農業やってみたいって思うんだろう」
農業に関心が向くことはなかったけれど、農業に関心のある「同世代」は私の好奇心をシゲキした。そして「若くても農業に興味を持ってもいいんだ」ということを知った。

3度目のアフリカ赴任となるマラウイ共和国で、私はようやく農業と近い場所にいた。村落開発普及員として、農家さん(酪農家や養蜂家も)と接する機会が増えたのだった。活動は楽しかった。農業に近い場所にいる人たちや農業が生活の支えになっている人たちと、共に仕事をしたいと望むようになったのも、この頃だったかな。

話をコーヒーに戻すと、コーヒーは「育てて、収穫して、終わり」ではないところが面白い。摘み取った実を、どのように処理し、焙煎し、どのように抽出するかで、まるで変ってくる。そしてなにより、おいしくなくっちゃ!
(コーヒー豆の収穫後の処理については、改めて記事を書きますね。)

ラオスのコーヒーは、メキシコと比べて収穫後の処理設備が不十分だけれど、だからこそ生み出せる良さがあると思う。そして作り手が「どんなコーヒーがほしい?」「もっと良いコーヒーを作りたい」という気持ちをぶつけてくれることこそが、今後、このコーヒーの最大の価値になると思う。

うん、絶対もっともっと美味しくなる。


*なぜか写真のアップロードがうまくいきません。帰国後に解決出来ると思いますが、ひとまずFacebookでたくさん写真もアップしています。下記よりリンクもはっておきます。

コーヒーチェリーの天日乾燥 画像
コーヒー農園の様子 画像
コーヒー豆を脱穀する様子 画像
ラオス名物ドラム缶焙煎の様子 動画

コーヒー豆を脱穀する様子 画像